空き家放置は絶対ダメ！放置すると発生する問題について。

2023年12月01日

近年、空き家問題が深刻化しています。総務省の調査によると、2022年時点で空き家の数は約862万戸と、10年前の約2.6倍に増加しています。今回は、空き家を放置することによって起こる、さまざまな問題について解説していきたいと思います。

空き家を放置すると起こる問題とは

空き家を放置すると、さまざまな問題が発生します。具体的には、以下のようなものが挙げられます。

空き家は、不審者が出入りしたり、ゴミの不法投棄がされたりするなど、犯罪の温床になりやすくなります。放火や空き巣などの被害に遭う可能性も高くなります。
近隣住宅の資産価値を下げる
空き家が近隣にあると、景観を損ねたり、治安の悪化を懸念したりするなど、近隣住宅の資産価値を下げる可能性があります。

空き家は、住宅用地と比べて固定資産税が最大6倍まで高くなります。また、空き家を放置していると、固定資産税の滞納や差押えなどのリスクも高まります。

空き家を放置すると、老朽化が進み、解体費用が高くなる可能性があります。また、解体費用を支払えない場合、自治体に引き渡されて解体されることになります。

このように、空き家を放置することは、さまざまな問題を引き起こす可能性があります。そのため、空き家を所有している場合は、適切に管理する必要があります。

空き家を処分する方法は、大きく分けて以下の3つがあります。

空き家を売却することで、資産を回収することができます。ただし、空き家は需要が少ないため、売却が難しい場合もあります。

空き家を賃貸することで、収入を得ることができます。ただし、空き家を賃貸するには、適切なリフォームや管理が必要になります。

空き家を解体することで、固定資産税の負担を減らすことができます。ただし、解体費用は高額になる可能性があるため、慎重に検討する必要があります。

空き家を処分する前に、まずは空き家の価値を確認しておきましょう。空き家の価値は、以下の要素によって決まります。

空き家が立地する場所によって、価値は大きく異なります。駅や商業施設などの利便性が高い場所にある空き家は、価値が高くなります。

築年数が古い空き家は、価値が低くなります。

間取りが広く、使い勝手の良い空き家は、価値が高くなります。

周辺にゴミが散乱していたり、犯罪が多発していたりするなど、悪い環境にある空き家は、価値が低くなります。

空き家の価値を調べるには、不動産会社に査定を依頼するのが一般的です。査定費用は、不動産会社によって異なりますが、数万円程度が相場です。

空き家を放置することは、さまざまな問題を引き起こす可能性があります。そのため、空き家を所有している場合は、適切に管理する必要があります。空き家を処分するときは、まずは空き家の価値を確認してから、最適な方法を選択しましょう。

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