不動産知識 NEW

ローン返済中でも家は売却できる？

2025年03月28日

この記事では、住宅ローンが残っている家を売却するための流れや注意点について解説します。

住宅ローンの残債がある家を売却するのは、通常の売却とは異なる点が多く、不安に感じる方もいるかもしれません。しかし、ポイントを押さえれば、スムーズに売却を進めることが可能です。

ぜひこの記事を参考に、住宅ローンの残債がある家の売却を成功させましょう。

住宅ローンの返済が残っていても、家を売却することは可能です。ただし、住宅ローンを組む際に金融機関が設定した「抵当権」を抹消する必要があります。

抵当権とは、住宅ローンの返済が滞った場合に、金融機関が家を差し押さえて競売にかけることができる権利のことです。つまり、抵当権が設定されたままでは、買主は安心して購入することができません。

そのため、住宅ローンが残っている家を売却する際には、売却代金や自己資金で住宅ローンを完済し、抵当権を抹消する必要があるのです。

住宅ローンの残債がある家を売却する方法は、大きく分けて以下の2つがあります。

住み替えローンを利用する

住み替えローンとは、現在の住宅ローンの残債と新しい家の購入費用をまとめて借り入れることができるローンです。住み替えローンを利用すれば、自己資金が少なくても住み替えが可能です。

ただし、住み替えローンは通常の住宅ローンよりも金利が高くなる傾向があります。また、審査も厳しいため、利用できる人は限られます。
家の売却代金でローンを完済する

家の売却代金で住宅ローンを完済する方法は、最も一般的な方法です。売却代金が住宅ローンの残債を上回れば、自己資金を使わずに売却することができます。

ただし、売却代金が住宅ローンの残債を下回る場合は、自己資金で不足分を補填する必要があります。

住宅ローンの残債がある家を売却する一般的な流れは、以下のとおりです。

住宅ローンの残債がある家を売却する際には、以下の点に注意が必要です。

売却価格が住宅ローンの残債を下回る可能性がある

家の売却価格が住宅ローンの残債を下回る場合は、自己資金で不足分を補填する必要があります。事前に査定をしっかりと行い、売却価格を慎重に検討しましょう。
抵当権の抹消手続きが必要

住宅ローンを完済しても、自動的に抵当権が抹消されるわけではありません。司法書士に依頼して、抵当権の抹消手続きを行う必要があります。
税金や仲介手数料などの諸費用がかかる

家の売却には、税金や仲介手数料などの諸費用がかかります。事前に資金計画を立てて、余裕を持った売却を心がけましょう。

住宅ローンの残債がある家でも、売却することは可能です。売却方法や注意点をしっかりと理解し、計画的に進めることで、売却を成功させることができます。

この記事が、住宅ローンの残債がある家の売却を検討している方の参考になれば幸いです。

不動産売買に関することなら
セゾンホームにお任せください。

新築戸建・中古戸建・マンション販売/
注文住宅/売却/リフォーム/空き家管理
株式会社セゾンホーム
大阪市生野区新今里1丁目19番19号
TEL：06-6757-8877
HP：https://www.saisonhome.net/
～SNSも随時更新中～

全国ネットワークで幅広く探すから、
確実に、迅速に結果が出る。
不動産の買取、売却のことで悩んでいるなら
セゾンホームにお任せ！