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田舎の土地が売れなかった時の対処法
2023年03月14日
前回は、田舎の土地を売りたい時のコツを説明しましたが、今回は土地が売れなかった場合でも、いくつかの方法で対処できますのでご説明させていただきます。
【相続放棄】
維持管理や税金の負担が大きい場合、相続放棄を考える人もいます。相続放棄は、法律上、相続人が相続財産を受け取らないことを意味します。
■相続人全員で話し合いをする
田舎の土地を相続した場合、相続人全員で話し合いをし、相続放棄するかどうかを決める必要があります。
■家庭裁判所に申し立てる
相続放棄をする場合、家庭裁判所に申し立てる必要があります。申し立てには、戸籍謄本、住民票除票などの書類が必要です。また、申し立てには期限がありますので、早めに手続きを進めましょう。
■相続財産から除外される
裁判所が相続放棄の申し立てを認めると、相続人は相続財産から除外されます。これにより、土地の所有権や維持管理、税金の負担などの問題から解放されることができます。
【相続放棄の注意点】
相続放棄をする場合、以下のような注意点があります。
■相続放棄後の土地の扱い
相続放棄後、土地は無効相続になるため、法定相続人による相続や遺産分割などが行われます。また、土地の処分方法は、相続人全員で話し合いをする必要があります。
■相続放棄に伴う費用
相続放棄には、裁判所への申し立て費用や印紙代などの費用がかかります。また、相続人全員で話し合いをするための交通費や宿泊費なども必要になる場合があります。
■相続放棄後の再相続
相続放棄をしても、相続人が存在しない場合や、相続放棄が無効と判断された場合には、再度、相続財産を受け取る可能性があります。そのため、相続放棄をする場合でも、再相続が発生しないように、しっかりと手続きを進める必要があります。
■相続放棄の影響
相続放棄は、将来的な収入や資産形成に影響を与える可能性があります。また、相続人としての権利を放棄することになるため、心理的な負担がある場合もあります。
【寄付】
■寄付する土地の確認
まずは、寄付する土地の所有権が確定していることを確認しましょう。土地の登記簿謄本や固定資産税の納税状況などを確認することが必要です。また、寄付する土地が公益的な用途に利用されるかどうかも重要です。例えば、公園や施設など、地域の誰もが利用できる場所になることが望ましいです。
■寄付先の選定
寄付する先には、自治体やNPO法人、学校や病院などがあります。土地の用途や寄付の目的に合わせて、適切な寄付先を選びましょう。また、寄付先によっては、寄付に関する方針や要件がある場合があります。寄付先のウェブサイトや資料を確認して、要件を把握しましょう。
■寄付の手続き
寄付には、以下の手続きが必要です。
・寄付の意思表示書の作成
・土地の登記簿謄本や所有権証明書の提出
・寄付税の申告
寄付の意思表示書には、寄付の目的や条件、寄付される土地の詳細などが記載されます。土地の登記簿謄本や所有権証明書は、寄付先に提出するためのものです。寄付税については、寄付される土地の評価額に応じて課税されます。寄付税については、自治体や税務署に相談することが必要です。
また、土地を寄付する際には、以下のようなメリットがあります。
・税金の対策 土地を寄付することで、寄付税や贈与税の軽減、または免除が受けられる場合があります。また、法人やNPOに寄付する場合は、法人税の控除や所得税の控除が受けられる場合があります。
・社会貢献 土地を公益的な目的に利用することで、地域社会や社会全体に貢献できます。
・環境保全 土地を自然公園や自然保護区に寄付することで、自然環境を保護することができます。
一方で、土地を寄付する際には、以下のようなデメリットがある場合があります。
・相続人とのトラブル 土地を相続人との間で分割することができなくなるため、相続人とのトラブルが生じる可能性があります。
・税金対策の制限 土地を寄付することで、税金対策の制限がある場合があります。具体的には、贈与税の非課税枠を超えた場合や、法人やNPOに寄付した場合に限定された控除になる場合があります。
【贈与】
土地の贈与とは、所有している土地を、自らの意思で無償で他人に譲渡することです。土地を贈与する場合には、以下のような手続きが必要になります。
・贈与契約書の作成 土地を贈与する際には、贈与契約書を作成します。贈与契約書には、贈与者と受贈者の氏名・住所・生年月日、土地の所在地・面積・権利内容などが記載されます。
・印紙税の納付 贈与契約書には、印紙税を納める必要があります。贈与の対象となる土地の価格に応じて、納付金額が変わります。
・登記手続きの申請 贈与契約書を作成したら、不動産登記所に登記手続きを申請します。登記手続きが完了すると、土地の権利移転が成立します。
土地を贈与する場合のメリットとしては、以下のような点が挙げられます。
・相続税の軽減 土地を贈与することで、相続税の対象から外すことができます。また、贈与税の非課税枠を超えない範囲内であれば、贈与税の軽減が受けられる場合があります。
・贈与による税金控除 土地を法人やNPOなどに寄付する場合には、贈与による税金控除が受けられる場合があります。
一方で、土地を贈与する際のデメリットとしては、以下のような点が挙げられます。
・相続人とのトラブル 土地を贈与することで、相続人とのトラブルが生じる場合があります。贈与者が亡くなった場合、相続人による不動産分割によって、贈与した土地を取り戻される可能性があります。
・贈与税の課税枠を超える場合 土地を贈与する場合には、贈与税の非課税枠を超える場合があります。この場合、贈与税が課税されることになります。
以上が、土地の贈与についての手続きや注意点、メリットやデメリットについての概要です。土地を贈与する場合には、税務上の対応や相続人との関係性など、様々な観点から慎重に検討する必要があります。
また、土地を贈与する場合には、以下のようなポイントにも注意が必要です。
・相手をよく考える 土地を贈与する相手をよく検討することが重要です。相手が不動産を管理・維持することができるかどうか、また将来的に問題が生じないかどうかを考慮しましょう。
・相続人に理解を得る 土地を贈与する場合、相続人に理解を得ることも重要です。相続人が土地の取り戻しを望む場合には、贈与前に十分に話し合いを行うことが必要です。
・相談する 土地を贈与する場合には、税理士や行政書士などの専門家に相談することが望ましいです。税金の問題や法律上の問題などについて、正確な情報を得ることができます。
以上のように、土地を贈与する場合には、慎重な検討が必要です。贈与による税金の軽減や法人やNPOに対する社会貢献などのメリットがある一方、相続人とのトラブルや税金の問題などのデメリットも存在するため、事前にしっかりと調べてから決めるようにしましょう。
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